オステオパシーとは？

オステオパシーとは？

身体はひとつのユニット（集合体）で、体の諸器官や組織、身体の機能と構造は相互に関係するしているので、 外力または内的変化をうけたときにバランスが崩れて病気が発生するという考え方です。

そのような機能障害（体性機能障害）を、筋、関節、神経、血液（動脈・静脈）、リンパ、脳脊髄液、内臓などを総合的に観察した上で見つけ、直接法、間接法、ストレイン＆カウンターストレインなどといった手技で矯正することにより、自然治癒力を正常化させ回復に導きます。 基本的にソフトな調整が多い感じです。


オステオパシーは、アメリカ発祥の医療思想でカイロプラクティックより２０年以上も古い1874年にアメリカミズーリ州の医師アンドリュー・テーラー・スティル（Andrew Taylor Still）によって創始されました。

またアメリカやイギリス、フランスなどでは国家資格として認められていて、カイロプラクティックと同じく大学で勉強しており、卒業後は、D.O.（ドクター・オブ・オステオパシー）と呼ばれています。

特にアメリカではオステオパシー大学を卒業して国家試験に合格するとD.O.（ドクター・オブ・オステオパシー）の称号が与えられ、州によって差はありますが、D.O.はM.D.とともに医療行為が認められており、薬品投与や外科手術まで行うことが認められています。

カイロプラクティックとは？

カイロプラクティックとは？

脊椎などの椎骨がずれて神経が圧迫され、神経機能を阻害されることが様々な病気や症状の原因となるという理論に基づき、矯正（アジャストメント）することにより脊椎骨(背骨)を整えて、神経機能の妨害を取り除き、人間が持っている自然治癒力が100％働ける状態にすることで身体の機能を回復させようとします。

カイロプラクティックは1895年にアメリカ、アイオワ州ダベンポートのダニエル・デビッド・パーマー（D.Dパーマー）により創始された療法。日本には1916年、パーマーの設立したパーマー・スクール・オブ・カイロプラクティック卒業の川口三郎氏が伝えたとされています。

アメリカでは国家資格となっており、５～６年大学に通い4000時間～5000時間の教育を受け、医者と同程度の勉強をしてして、D.C.（ドクターオブ・カイロプラクティック）と呼ばれています。

ただし日本で取れるカイロプラクティックの資格は、２、３ヶ月で取得できる学校も多くピンきりです。なお日本において国家資格ではありません。

日本にも数十人のD.C.（ドクターオブ・カイロプラクティック）がいるらしいです。

柔道整復術（国家資格）とは？

柔道整復術（国家資格）とは？



柔道整復術（じゅうどうせいふくじゅつ）とは、運動器の皮下損傷に対する施術で、捻挫・打撲などの様々な外からの力で故障・負傷したのを、柔道の技術を応用した施術を行うものです。

脱臼・骨折に対する施術には原則として医師の指示が必要。接骨院や整骨院といったものがその施術所です。