鍼灸（国家資格）とは？

鍼灸（国家資格）とは？



鍼灸は、古代中国を起源とする伝統医術で、身体の特定の部位（ツボ）に鍼（温熱刺激）や灸（機械刺激）を用いて皮膚または経絡に刺激を与え、自然治癒力を高め、病気を治します。

現在、WHO（世界保健機構）で認められているツボの数は361か所ありますが、登録されていないものも多数あります。

またそのツボの位置も日本・中国・韓国などでも異なり正確には定まっていないものも多く、人それぞれによってもすこし位置が異なるので、正確に位置を取るには暗記するだけでなく鍼灸師の触診が重要です（何の療法でも言えることですが）

鍼灸を治療院で治療として行うには、もちろん専門の学校に通い国家資格を取得することが必要です。

なお耳ツボなどの耳鍼（耳針）の考え方は、耳の形が胎児の姿に似ているという考え方で、フランス発祥の民間療法が由来になります。